家庭でのコミュニケーションがうまくいかないと、ストレスがたまり、家庭内の雰囲気も悪くなりがちです。特に共働きで小学生の子育てをしていると、時間も限られているため、効率的で効果的なコミュニケーションが求められます。この記事では、アクティブリスニングと共感の技術を用いたコミュニケーション方法を具体的なステップと例を挙げて説明します。
アクティブリスニングと共感のステップ
1. 相手の話をしっかりと聞く
相手が話しているときは、全身で相手に注意を向け、話を遮らずに最後まで聞きます。
- 視線を合わせる:
相手の目を見て話を聞くことで、関心を示します。 - うなずきや相槌:
「うんうん」「そうなんだ」などの相槌を打つことで、話をしっかり聞いていることを示します。

うんうん、
そうなんだね。
そうだったんだね。
2. 相手の感情を認識し、共感を示す
相手の言葉や表情から感情を読み取り、それに対して共感を示します。
- 感情の反映:
「それは大変だったね」「その状況は本当に困るよね」など、
相手の感情を言葉にして反映します。 - 共感の表現:
「私も同じ立場ならそう感じると思う」「あなたの気持ちはよくわかるよ」
といった共感の言葉を使います。
3. 相手の視点を理解するための質問をする
相手の話を深く理解するために、オープンな質問をします。
- オープンな質問:
「具体的にはどのようなことがあったの?」「その時、どう感じたの?」など、
相手が詳しく話せるような質問をします。 - 確認の質問:
「つまり、あなたはこう感じたということ?」など、相手の話を確認する質問をします。
4. 自分の意見を伝える
相手の話をしっかりと聞き、共感を示した後で、自分の意見を伝えます。このときもアサーティブコミュニケーションの技術を使います。
- 事実を述べる: 「あなたの話を聞いて、私も考えたんだけど…」
- 感情を表現する: 「その状況を見て、私はこう感じたんだ。」
- ニーズを伝える: 「私はこうしてほしいと思っている。」
- 具体的な行動を提案する: 「今後は、こうしてみるのはどうかな?」



自分の意見を言うときは、
わたしは〜だと思っている。
みたいに「わたし」の主語から話し始めると
相手も話を聞いてくれるよ!
具体的な例
例1: 夫婦間のコミュニケーション
状況
パートナーが家事の分担について不満を持っている。
アクティブリスニングと共感の実践
- 相手の話をしっかりと聞く: 「なるほど、あなたは家事の負担が大きいと感じているんだね。」
- 相手の感情を認識し、共感を示す: 「それは確かに大変だよね。毎日たくさんのことをやってくれているのは分かるよ。」
- 相手の視点を理解するための質問をする: 「具体的には、どの家事が特に負担に感じるの?」
- 自分の意見を伝える: 「あなたの話を聞いて、私ももっと協力しなきゃと思ったよ。今後は、週末に一緒に家事をする時間を作るのはどうかな?」
例2: 親子間のコミュニケーション
状況
子どもが学校での出来事について話したがっている。



今日、先生にほめられたよ!



お〜!そうなんだ!
何してるとき、ほめられたの??
アクティブリスニングと共感の実践
- 相手の話をしっかりと聞く: 「うんうん、それでどうなったの?」
- 相手の感情を認識し、共感を示す: 「それは本当に悔しいね。そんなことがあったら誰でも嫌な気持ちになるよね。」
- 相手の視点を理解するための質問をする: 「その時、他の友達はどうしてたの?」
- 自分の意見を伝える: 「あなたの話を聞いて、私も心配になったよ。もしまた同じようなことがあったら、先生に相談してみるのはどう?」
例3: 親子間の宿題のサポート
状況
子どもが宿題に取り組むのに苦労している。



今日は疲れて宿題やりたくないんだね。
と、子供の気持ちになって考えてみるといいよ。



疲れたことをわかってもらえると、
宿題やろうかなと思える。
宿題しないと明日こまるしね…
アクティブリスニングと共感の実践
- 相手の話をしっかりと聞く: 「宿題が難しくて困っているんだね。」
- 相手の感情を認識し、共感を示す: 「それは大変だね。私も同じように感じるよ。」
- 相手の視点を理解するための質問をする: 「どの部分が特に難しいと感じるの?」
- 自分の意見を伝える: 「あなたの話を聞いて、私も手伝いたいと思ったよ。今から一緒にやってみるのはどう?」
結論
家庭内でのコミュニケーションにおいても、相手の行動と気持ちに共感し受け入れることで、
信頼関係を築き、より効果的に自分の意見を伝えることができます。
アクティブリスニングと共感の技術を活用することで、家族間の理解と協力を深めることができます。


コメント